12.男の憲法
ハナ肇
作詞:上野玲児
作曲:平尾昌晃
生まれ故郷は 憎くはないが
男の憲法 貫くために
国を捨てなきゃ 世界は見えぬ
義理と人情のしがらみ越えて
裸一貫 明日に飛ぼう
男が六法 踏む花道は
世界にかかる 虹の橋
あれだあれだ俺らの 男の舞台
ハハハ…… バァカヤロー
女心に 迷っていては
男の憲法 守って行けぬ
泣くな男が 振り向くものか
女の涙の 嵐の中を
未練きっぱり 明日に走る
燃えてゆらめく 水平線に
さっと浮かんだ 太陽よ
あれだあれだ俺らの 男の姿
ハハハ…… バァカヤロー
生命ひとつが 投げ出せないで
男の憲法 口にはしない
棄てて来たんだ くだらぬものは
銭も名誉も 浮世の義理も
生命燃やして 明日に生きる
夜空にきらめく 希望の星は
明日のこの世の 道しるべ
あれだあれだ俺らの 男の生命
ハハハ…… バァカヤロー
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